顔の汗 肌荒れ

その肌荒れ、本当に顔汗が原因ですか?実は・・・

顔に汗を掻いた後に肌が荒れた経験をしている方は多いですよね。私にもそんな経験があって、運動や季節による影響で顔に大量の汗を掻いた後に頬にブツブツが出来たり、オデコや顎の辺りにチクチクとした痒みを感じたりと、酷い肌荒れになったことがありました。

 

きっとあなたも同じ経験・・、いやもしかしたら私よりも酷い肌荒れに悩まれているのかもしれませんね。今回は、そんな汗による肌トラブルの原因から解消する方法までを紹介していきますね。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

さて、質問ですが、あなたの肌荒れは本当に顔の汗が原因なのでしょうか?確かに発汗の量によって皮膚のPHが弱酸性からアルカリ性に傾きます。その結果、皮膚上の悪玉菌が喜ぶ環境になり、肌荒れに繋がる可能性が高まります。でも実際には菌の繁殖は皮膚のPHよりも皮脂の量に左右される可能性のほうが高いのです。

 

つまり、その肌荒れはもしかしたら顔の汗が原因なのではなく、むしろ皮脂の量に左右されるということです。汗は成分の99%ほどが水分で、残りは僅かな塩化ナトリウム、尿酸、乳酸で構成されています。これらの構成成分を見ても、肌に悪い影響を与える可能性は極めて低いのです。

 

ということは、肌荒れの原因は顔汗以外のところにあるはずです。

 

顔の汗と同時に分泌される皮脂が黒幕だった

 

私たちは顔に汗を掻くと同時に皮脂腺から皮脂が分泌されています。その皮脂は本来ならば肌に薄い膜を張ることで、肌のバリア機能として働くと同時に潤いも守っています。だから本来は肌の健康を保つうえで重要なものでもあるのですが、人によっては過剰に分泌されたり、逆に分泌量が少なすぎたりすることがあります。

 

皮脂が多すぎる場合は毛穴や汗腺を詰まらせることでニキビや汗疹の原因になり、分泌量が少ないと肌の潤いが保てずに乾燥し、シャンプーや洗顔料、または基礎化粧品に含まれる成分の刺激にさえ過敏に反応することになるわけです。適度な皮脂量に保たれていれば、顔に汗を掻いた程度では肌荒れの原因にはならないはずです。

 

なぜ、皮脂の分泌量が過剰になったり不足したりするのでしょうか?最も大きな要因になっているのは間違ったスキンケアです。汗を掻く度にシャンプーや石鹸で頭や顔を洗う。さらには毎日の入浴でもシャンプー&洗顔。しっかり洗えばキレイになった・・、清潔になった・・・、と感じますが、実際には洗い過ぎると肌は乾燥するのです。

 

おそらく顔の汗を掻いた後に肌荒れを感じている方は、まさに肌の乾燥によるバリア機能の低下によるものでしょう。この状態を脱するには適切なスキンケアをすることです。汗の量をコントロールすることではありません。

 

肌荒れを解消するための適切なスキンケア

 

肌荒れを未然に防ぐためには汗のケアよりも皮脂の量をコントロールすることです。そのために有効と考えらえる適切なスキンケアで気をつけることは次の3点です。

 

  • 洗い過ぎない
  • 肌を擦らない
  • 適度に保湿する

 

洗い過ぎると却って皮脂の量が増えてしまい肌荒れの原因となり得る菌の繁殖を促してしまうことは前述したとおり。洗顔料やシャンプーを1度使うだけで、肌に元々含まれていた保湿成分が流出してしまいます。

 

顔の汗はさっぱり流せるかもしれませんが、これでは肌荒れになる可能性を高めてしまいますね。皮膚科医の間でもほとんどの汚れはシャワーの水流だけで落とせると仰っていますから、洗浄剤は週1回程度に抑えておくのも肌荒れの解消に良いかもしれませんね。

 

肌を擦らないというのは、洗顔時に顔をゴシゴシと擦るような洗い方はNGということ。皮膚のバリア機能が壊れ、刺激に弱い肌を作ってしまいます。一度そうなると回復まで時間がかかるので要注意ですよ。

 

顔に汗を掻いた時にタオルで擦るのもNGです。タオルを顔にポンッポンッと軽く当てるようして汗を吸い取らせるようにするのがコツです。摩擦刺激は避けましょう。

 

適度に保湿することで肌の乾燥を防げば、皮脂の量も適度な範囲に抑えられます。