顔の汗対策にはサプリメントよりも制汗剤が効果的

サプリメントは安全な顔汗対策?薬、制汗剤、ツボに比べて汗止め効果の強さは?

 

サプリメントを飲む顔の汗に悩む女性

 

顔の汗を止めたい方にオススメの方法のひとつとして、ネット上ではサプリメントや制汗剤、治療の一環として使われる処方薬、その他にも東洋の神秘?ともいわれるツボ押し療法なるものなど、多数紹介されています。制汗剤は、塩化アルミニウムが含まれるオドレミンなど、顔に塗ると危険な液状タイプを避け、クリームやジェル系の制汗剤なら安全。

 

薬は副作用の危険性が伴う。ツボを押す方法は、プロでないと正確に効果を発揮することはできない。その点でサプリメントは、比較的安全な顔汗対策として紹介されていますね。

 

現在、ネット上で顔の汗を止めたい方に良いサプリメントは、当方で確認できたものだけでも3商品。おそらく今後は増えるかもしれません。残念ながらそれらのサプリメントは、一般の店舗で買えるものではなく、全て通販を利用して手に入るものだけです。

 

以下では、その商品名、メーカー名、価格と送料、その他のサービス内容について紹介しておきます。サプリメントごとの各項目を比較検討して使うかどうかを判断してみてください。

 

※サプリメントは、あくまで栄養素の補助として利用するものです。薬のように、ひどい汗を止めるほど劇的な効果があるものではありません。どちらかというと、漢方薬のように、ゆるやかな体質改善を目指す形に近いといえるかもしれません。ただし、栄養補助の観点で使うサプリメントと、病気の対症療法として使う漢方薬を含めたドラッグは、根本的に違うものです。その点はご了承ください。

 

安全性の面で考えると、サプリメントは、薬のような重篤な副作用がない分、試しやすいのは事実です。仮に汗が止まらなくても、体調は良くなる可能性はあるかもしれませんね。どうしても安全面が気になる方は、汗止めバンドなどの対策グッズの利用を検討するといいでしょう。

 

 

シトラスムース

 

  • 株式会社日本美容研究所から販売されている制汗サプリ
  • 価格は通常のお申込みなら5980円+送料500円、定期便なら1980円、2回目以降は3980円(送料無料)
  • 定期購入の場合、商品お届けの10日前までに解約を申し出れば、途中での変更・休止できる
  • 最近のネット通販でよくある契約縛りはありません
  • 10日間の返金保証が付いてます
  • 口コミでは汗止め効果を実感できている方あり

 

あせしらず

 

  • 株式会社ハーバーリンクスジャパンから販売(Amazonや楽天市場でも購入可能)
  • 価格は通常のお申込みなら5500円(送料500円)、定期便なら3700円〜4400円(送料無料)
  • 契約縛りに同意できる方は定期便での継続を検討してみるといいでしょう
  • Amazonや楽天市場では体験者のレビューが参照できる

 

アセッパ―

 

  • メニーナジューから販売中(Amazonや楽天市場でも購入できる)
  • 価格は通常申し込みなら6800円(税抜き)、送料650円(税抜き)、定期便なら初回4800円(送料無料)
  • 契約縛りは最低2カ月の義務が発生
  • 満足度が91,7%とかなり高い
  • Amazonや楽天市場で購入者のレビューが参照できる

 

制汗サプリメントが薬や制汗剤よりも効果が高いことを立証する資料(根拠)は見当たらない

 

どのサプリメントも、顔の汗を止めたい方に自信をもってオススメできるほどの効果はありません。適度に抑えるというのが正しい認識かと思います。そのサプリメントの説明によると、1日の発汗量の調整に役立つと記載されています。具体的には、代謝をよくすることで汗をかく機会が増えますが、その分1回の発汗量を減らす効果が期待できるサプリメントです。代謝を良くして発汗機能を改善して、1日にかく汗の量を調整するという発想は、サプリメントとしては良いアイディアだと思います。

 

しかし、それらのサプリメントは、ひどい汗に悩んでいる方には効果的ではない。特定のサプリメントを飲むことで汗を抑える作用が働くのは、一般よりも発汗量がやや多い方や、自律神経が乱れている方に限られます。実際に上記のサプリメントを継続摂取された方のレビューには、多汗症の方には役立たなかったという意見が多いことが確認できます。

 

したがって、顔の汗対策のサプリメントとしては、ひどくはないが汗の量に悩みを抱えていて人間関係や仕事に悪影響が出ている方にはおすすめ。また、顔にかく汗の原因が心の緊張にある場合は自律神経などの乱れが要因ではなく、発汗量も通常より多くなりますから、栄養成分が主体のサプリメントは顔から大量にかく汗に悩まれている方には不向きでしょう。

 

この場合は、サラフェなど、クリームやジェルなど顔用の制汗剤を利用しするか、漢方を含めた薬を利用するほうが汗を抑える効果は高いでしょうし、化粧崩れも防げます。

 

※薬を使った汗対策は、医師の相談のうえで実施することを強くおすすめします。また、個人的には、副作用の危険が伴う薬を長期的に使うくらいなら、美容外科等でボトックス注射をしてもらったほうが汗を止めるうえでは安全なのではないかと思います。数カ月間ほど汗の量を抑えられる程度ですが、負担は少ないと思います。

 

ちなみに、アセッパ―に関しては、とある女子会イベントでサンプルが配られたことがあるようです。コスメやサプリメントに詳しい女性ブロガーさんのレビュー記事が今でもネット上に掲載されていますので、いちど「アセッパ― サンプル女子会」と検索してみるといいですよ。

 

 

 

顔の汗対策のサプリメントに含まれる共通成分について

 

  • コーンシルク抽出物
  • GABA
  • プエラリアミリフィカ
  • シャンピニオンエキス
  • 大豆イソフラボン
  • 緑茶ポリフェノール

 

サプリメントは、それぞれの商品により多少の相違点はありますが、概ね上記の成分が共通して配合されています。さて、では一つずつどれだけの汗を抑制できるのか確認してみましょう。ちなみに上記の成分に強力な作用は期待できないことは予めご了承ください。

 

顔の汗は、体表の汗腺のコントロール、ホルモンバランスの調整、精神的緊張の抑制が関わっています。以下、各成分に3つの条件を満たす作用があるかを確認してみましょう。

 

コーンシルク抽出物は、上述したサプリメントに共通して含まれている主要成分。とうもろこしのヒゲに含まれている成分で、漢方の考えや薬膳の方面でも水毒や水滞の解消に使われることがあるのだそうです。また期待できる作用としては、豊富なカリウムが代謝をに働きかけてむくみの解消をサポートして血液のめぐりを整えることで発汗量を抑えるのだそうです。

 

たしかに水分代謝の悪化が原因ならば、コーンシルク抽出物が含まれたサプリメントでむくみを改善できれば一定の効力は期待できるのかもしれません。しかし、多汗症の方はほとんどが遺伝や体質や食生活によるものが原因です。この点から判断すると、コーンシルク抽出物配合のサプリメントででむくみが改善できても、ほとんど影響が出ないのではないかと思います

 

次にGABAについてみてみましょう。この成分はガンマアミノ酪酸という成分で神経の昂ぶりを抑えてリラックスを促す作用が確認されている成分。良質な睡眠を促すサプリメントにも含まれていることから、高いリラックス作用は期待できそうです。しかし、多汗症に悩む方の場合、精神的な緊張とは関係なく汗が出てしまう方のほうが多いのです。

 

また、GABAのリラックス効果は睡眠に向かう意識が働くからこそ心理的な作用も期待できるのであって、仕事に向かう緊張感があるタイミングで使ってもリラックス感は得にくいのではないかと思います。

 

つぎにプエラリアミリフィカですが、この成分は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を促すと言われています。バストアップのサプリメントにも配合される成分として有名なのでご存じの方もいるかもしれません。性ホルモンには男性ホルモンと女性ホルモンがありますが、前者は発汗量を増やし、後者はその逆の作用を持っていることから、汗対策のサプリメントにも配合されているというわけですね。

 

多汗症の方で、エストロゲンの分泌量の減少が確認されている方は少数です。それらの方であれば、プエラリアミリフィカを配合したサプリメントを継続摂取すれば汗対策に有効なのかもしれません。ただ、プエラリアミリフィカには摂取量や摂取タイミングは十分に検討してからの方が良いかもしれません。

 

ちなみに、サプリメントは、性ホルモンの分泌を期待して使うのは適切ではありません。ホルモンバランスが崩れた方が一時的に摂取するなら良いのですが、汗対策として使うからには長期間継続することになります。すると、たとえ効力が低いサプリメントであっても、結果的に自然分泌するホルモンの量が少なくなるネガティブフィードバックを起こす可能性があるからです。

 

プエラリアミリフィカに関しては、厚生労働省が気になる情報を掲載しているのを見つけました。
参照:プエラリア・ミリフィカを含む健康食品に関するQ&A |厚生労働省

 

次にシャンピニオンエキス、大豆イソフラボン、ポリフェノールなどの成分についてですが、この3つの成分は、基本的に発汗量のコントロールよりもむしろ、汗の臭い対策のサプリメントに配合される成分です。当ページでは顔の発汗量の抑制作用が期待できる成分について言及していますので、この3つの成分についての解説は除外します。

 

大豆イソフラボンに関しても汗に関する情報は見つけられませんでしたし、普段から豆乳や納豆を食べている女性は、摂取量に気をつけたほうが良さそうです。
ソース:食品安全委員会:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

 

 

サプリメントによって汗の悩みが軽減されたのなら、汗由来の臭いの悩みも同時に解消されます。なので、汗臭さやワキガ対策として有効な成分はそもそも必要ないように思います。

 

では、日常の食生活で得られる栄養素を配合した汗対策サプリメントの効果についてはどうでしょうか。

 

 

 

サプリメントに顔の汗を止める効果が期待できない4つ理由

 

  • 汗との関係が強い栄養素はそもそも不足しにくい
  • 汗と臭いに関連する自律神経を整えるのはサプリメントの範疇ではない
  • 皮膚科医はサプリメントを決してすすめない
  • 医師は呼吸法が最も効果的と指摘

 

 

さて、実際にそれらのサプリメントを一定の期間飲んでいれば、汗は止まるのでしょうか。実際に私自身がイソフラボンやビタミン類のサプリメントを継続的に摂取してみましたところ、確かに日常の発汗量のバランスは整ったような気がします。

 

気がすると書くとなんだか逃げ口上のように聞こえてしまいますが、汗は、様々な条件によって、量が増えたり減ったりするものなので、その変化がイソフラボンやビタミン配合のサプリメントによるものなのかを断定できないのですね。

 

顔の汗に効く栄養素に関する論文のイメージ

そこで今回は、栄養学の観点や論文など信頼できる情報源の中に、発汗量を抑える一定の効果が確認できた栄養素はあるのかを調べてみました。一つはCiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所。もう一つは重症の多汗症、80万人 有病率、米国の2倍  厚労省研究班が初調査 医療新世紀 - 47NEWS(よんななニュース)のページです。

 

残念ながら、特定の栄養の継続摂取に効果があることの根拠となる裏付けはみつかりませんでした。ただ、個人的には体温を上げる栄養素とは一定の関連性があるのでは・・・、と思っています。例えば辛い食べ物や血管拡張作用のある料理を食べると汗が出やすい。

 

実際、唐辛子をたっぷり含むチゲ鍋や生姜たっぷりのスープを摂るとそんな体質を一時的につくることになりますよね。そんな関連性から、特定の成分を含むサプリメントを摂ることで汗がでやすくなることがある。ならば、その反対の作用をもつ成分も存在すると思えるのです。

 

自律神経と汗との因果関係から有効と思えるか

 

交感神経と副交感神経のバランスを解説する女性

多汗症や腋臭治療の専門医としても有名な五味クリニック五味常明院長は、自身のホームページ上で自律神経との間には強い因果関係があると説明しています。

参考元:自律神経失調症と診断されましたが、これは多汗症と関係ありますか?… 腋臭・体臭・多汗専門五味クリニック

 

骨子は、自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、汗腺は交感神経だけでコントロールしている。だから、自律神経が乱れて副交感神経の働きが鈍ると交感神経の独壇場となり汗の量が増えてしまう。解決策としては副交感神経の働きを取り戻す効果がある呼吸法を身につけよう。とのことでした。

 

やはり、医師は効果効能を示せないサプリメントをおすすめしません。そもそも、医師は病気による症状を抑えるのに、プロバンサインなどの抗コリン作用のある薬を処方しますが、それは、その病気に対する効果効能が臨床試験で十分に立証されているからなのでしょう。サプリメントは病気の治療の目的で使われるものではありませんから、そもそも病院で処方される類のものではありませんものね。
※顔にだけ集中するような汗は、基本的に手や足に掻くそれと同じ種類なので、すべて同一のものとして考えました。

 

ということは、自律神経のバランスを整えるのに役立つサプリメントを摂ることで、汗をかく量も調節しやすくなるのでは・・・。そう考えて、栄養士さんやサプリメントアドバイザーの方が運営しているブログやウェブサイトを調べてみました。その中で共通していたのは、ビタミンb群などを過不足なく摂りましょう。ということでした。

 

ビタミンb群は不足しにくい栄養素だと説明する女性

 

ただ、ビタミンb群は日常で不足する可能性のない栄養素のため、わざわざサプリメントは必要なく、やはり栄養補助食品よりも呼吸法の方が効果的のようですね。呼吸法ならばお金がかからず、いつでもどこでもできますものね。

 

また、サプリメントはなんらかの薬を服用している場合は要注意。薬効を無力化してしまったり、効き過ぎてしまうリスクもあります。この場合は、どちらかひとつに絞りましょう。医師の指示に従って薬による何らかのご病気の治療をしている場合は、サプリメントを摂っても良いかを、医師に聞いてからにしましょう。

 

体験から判明したサプリメントの効果の低さ

 

さて、私自身も記事として公開している以上、それらのサプリメントを摂り続けることで汗が減るのかを試してみました。値段は4000円(約1ヶ月分)くらいで定期購入する義務のある高額なサプリメントでしたが、効果がでるのなら、それでよし!ということで約3カ月間飲み続けてみました。
結果は特に変わらずでした。

 

ただ、そのサプリメントを摂っていた間、体調は良かったという実感があります。例えばお通じが良くなったり、ニキビが出なくなったりなど・・。もしかしたら、そのサプリメントに含まれるイソフラボン系やビタミン系の成分が功を奏したのかもしれません。ただ、汗止め効果には、首をかしげたくなる結果に終わりました。

 

サラフェなどの顔用制汗剤、プロバンサインなどの抗コリン薬、合谷などのツボを押して汗を止める方法のなかで、サプリメントは最も効果を実感できなかった対策法でした。

 

サプリメントの業界は日進月歩で、日々研究が進められています。なんらかの成分が単体では汗の抑制に効果はなくとも、摂取量を増やすことやその他の成分との組み合わせの考慮によっては効果が確認される日がくるかもしれません。いつの日か、汗の悩みを解消できるサプリメントが開発されることを願ってやみません。

 

その日が来るまでは、個人的には制汗剤を顔に塗ったほうが汗対策には有効だと思います。顔用に作られたクリームやジェルなどは、肌荒れを起こすリスクも低いものですし、メイクとの相性も考えて開発されたものだから安心して使える。

 

顔から出る汗の悩みを解消できるだけで、顔のさわやかさには随分と自信が出てきます。汗が原因で他人とのコミュニケーションが計れなくなっていたのなら、即効性のある制汗剤を利用するだけで、汗の悩みとは一時的にオサラバできるはずですから・・。

 

願わくば、それが安い値段で手に入るようになれば、文句なしですね。いくら効果が高くても、財布が痩せてしまっては元も子もありませんからね。

 

なるべくお金をかけずに顔の汗を止めたい方へ

 

なるべく、かかる費用を安く済ませたい方は、汗止め対策グッズを利用するといいでしょう。例えば、Amazonや楽天市場には、汗止め帯というグッズが2000円程度で販売されています。これは神経の反射を利用したもので、胸の辺りを帯で締めつけることで、胸から上からの汗の量を抑えようというグッズです。

 

京都の舞妓さんは、暑い夏場でも顔からかく汗は比較的少ないと言われていますが、それは帯を使って胸の周辺を強めに縛っているからだと言われています。そのメカニズムを汗対策に利用したものが、汗止め帯などのグッズというわけです。