制汗スプレーは顔に使ってもいいの?

制汗スプレーを顔に吹き付ける時は目と肌の保護が大切

スプレー式制汗剤を顔の汗対策に使う時の注意点

当サイトでは顔の汗を止めたいと悩む方向けのひとつの対策法として、顔用のデオドラント剤を紹介しています。

ですが、コストパフォーマンスを重視して、市販の制汗スプレーを選びたい方もいることも事実。

 

確かにスーパーや薬局で購入できる制汗スプレーと顔用のデオドラント剤の値段は倍ほどの差がありますから、経済的な面を重視したい方もいることでしょう。

 

しかし、制汗スプレーを顔汗対策として使う場合は2つの注意点があります。

 

  1. 目に入らないように注意する
  2. 肌へのネガティブな影響を考慮しておく

 

これらの注意点を守らなかったからといって、直ちに健康上好ましくない症状に陥ることはありませんが、用心に越したことはありません。

 

また、私のように敏感肌の方は、なるべくスプレータイプのデオドラント剤は顔に噴射しないほうが良いことを、予め伝えておきたいと思います。

 

 

制汗成分が目に入らないように注意して使う

 

制汗剤の成分が目に入らないように注意する

一般的な制汗スプレーに使われている成分は基本的に安全性が確保されていますから、顔の汗を抑える目的でも使えます。

実際に使っている方なら、顔に向けて噴射する際には目をしっかりと閉じたり、手を盾にするなどして液が目に入らないようにしていることでしょう。

 

しかし、スプレー式の場合、噴射口から出る液が意外に勢いよく噴き出しますから、目を閉じていても制汗成分が目に入ってしまうことがあるんですね。

 

しかも、スプレー式の制汗剤は顔に吹き付けた直後から数秒間は、目の前に霧状となって浮遊し続けます。

 

その時に目を開いていれば、制汗成分が眼球にも入ってしまうことになるんですね。

 

場合によっては制汗成分の収れん作用により、涙腺に何らかの影響が出たり、視力の低下を招く可能性もあります。

 

私自身、一度だけAg+という銀イオンを配合したデオドラントスプレーを顔に向けて噴射した過去があります。

 

その時には制汗スプレーの成分が目に入らぬよう、完璧と思えるほどに保護していたはずでしたが、その直後に顔の前に浮遊したままの制汗成分には防御のしようがありませんでした。

 

その後、目が痛くなり、眼科へ直行したことは言うまでもありません。

 

というわけで、スプレー式の制汗剤を顔に向けて噴射する時は、その直後に浮遊する霧にもご注意ください。

 

顔汗訴求 

 

肌へのネガティブな影響に注意して使う

 

顔用の制汗剤で肌に炎症を起こした女性

スプレー式のデオドラント剤で顔の汗を抑えることができても、お肌には良くない影響を残していることがあります。

 

例えばスプレー系の制汗剤に含まれているアルコール系の成分や防腐剤などの旧指定成分は、敏感肌には強い刺激物を与える成分です。

 

ほんの数回程度なら顔の汗を抑えるための有効な対策となり得ますが、長期的に使うと顔の一部に痒みが出たり炎症を起こしたりと、よくない問題が出てくる可能性があります。

 

また、スプレー式の制汗剤はほとんどが水であることも問題です。

 

顔に水分を残したままにしておくと、皮膚上で蒸発する時に角質層に含まれていた水分もいっしょに蒸発してしまいます。
減った角質の水分をそのまま放置していると肌が乾燥してしまい、色んな肌トラブルに見舞われる可能性が高まります。

 

スキンケアの世界では、化粧水を使った後は油分でフタをすることが基本とされています。

 

これは、肌の周りに薄い油膜を張ることで、角質層に与えた水分を逃がさないようにするためです。

 

乳液やクリームなど油分を多く含む化粧品なしでは余計に肌の乾燥を招いてしまうわけですね。

 

ということは、水分が多いスプレー式の制汗剤も同じです。

 

顔の汗を抑えることができても、スプレーを噴射した後に残った水分の蒸発に伴い、肌がどんどん乾燥する可能性が高くなります。

 

スプレー式のデオドラント剤を使う場合、肌の乾燥対策として油分系の化粧品も検討しておきましょう。